ACIDMAN 6th アルバム 『LIFE』オススメ曲
ACIDMAN 6th アルバム 『LIFE』オススメ曲
こんにちは。
今日は2019年1月14日、成人の日です。
新成人のみなさんおめでとうございます。
さて、今回はACIDMANの6枚目のアルバム『LIFE』です。
タイトルの通り、生命をテーマにしていますが、
これまでのアルバムと比べると格段に聴きやすくなっています。
聴きやすくなった背景は武道館ライブを初めて経験したACIDMANがもっと多くの人に伝えたい、
メッセージを届けたいという思いがあったそうです。
これまた3 部作シングルを筆頭に名曲揃いですので
REMIND
3部作の1枚目で、いきなりエンジン全開の疾走感溢れるREMIND。
全英詞で、激しさの中にACIDMANの世界が濃縮された歌詞がしびれます。
"もう一度思い出させてくれないか
生命の僅かな発光を見逃さぬように世界が夜を創り出したということを"
"本当に大切なものはいつだって眼に見えない"
"風と土と火と水に出会いそこに在る自身に気づく"
光をテーマに生命を描くACIDMANワールド。
最後の最後まで聴き逃せない一曲です。
ストロマトライト
REMINDに続いて全英詞のストロマトライト。
ストロマトライトは聞きなれない単語ですが、コケ類の一種だそうです。
このストロマトライトの発生により地球に酸素が発生し、
生命が誕生したと言われ、まさに生命のきっかけとなったもの。
これまたかっこよく、英語詞の曲では一番好きです。
ちなみに以下の2008年幕張メッセライブは大木氏の体調が悪く、
声が本調子ではありません。
そんな中でもアンコールまでやるプロ魂はさすがです。
ACIDMAN - ストロマトライト (2008.7.12 幕張メッセLIVE)
FREE STAR
そしてこのアルバムの一番のヒット曲、FREE STAR。
のちにACIDMANの事務所名にしてしまうほどです。
シングル曲ではありませんが、どのライブでも必ず演奏される名曲でとにかく美しい。
"FREE STAR たった一秒で
FREE STAR 世界は変わる"
ACIDMAN - FREE STAR(LIVE TOUR “A beautiful greed” in日本武道館2009.12.22)
式日
シングル3部作の3枚目で、式日は儀式を執り行う日という意味です。
REMINDから式日までの流れはACIDMAN史上でも最高の流れではないでしょうか。
ACIDMANのこれまでの曲になかった、春のイメージ。
これまでは秋のような、どこか切ない曲が多かったですが、式日はめちゃめちゃ爽やかです。
ACIDMANがよく歌う世界の終わり、そのあとの物語でもあるようです。
"あれは春という鮮やかな光 悲しみを溶かしまた出会えるように"
"世界が終わって全てが消えて それでも僕ら繋がっているだろう"
"そうやって思える今日の光を 繋いでゆく今日の日を"
ACIDMAN - 式日 (2008.7.12 幕張メッセLIVE)
式日の後は柔らかなWALKや街の輪郭、インストナンバーのroom No.138が続きます。
オールドサンセットはインスト用にベースのサトマ氏がアイデア出ししたものをきっかけに作られ、ギターがかっこいいです。
金色のカペラは反戦の歌で、生命を想うからこそ出てくる歌だと思います。
UNFOLD
シングル3部作の2枚目。
生命の誕生から始まり、世界の終末というACIDMANのテーマの締めくくりに入っていきます。
"Befor you say 'Hello my name is over' "
というサビの歌詞が印象的。
そして最後のTO THE WORLD'S ENDとアウトロのLIFEへ。
生命の美しさを想い、いつ何が起こるかわからない、世界が終わるかもしれない、
そんなことを思ってTO THE WORLD'S ENDで壮大に歌い上げます。
世界が終わるなら"今は此処で夢に染まれ"と、全て夢になってしまえと歌っていますが、
最後のLIFE(the ending)で光を表現しています。
世界の終わりを想像しつつ、そんな中で光を見出すACIDMAN。
とてもポップで聴きやすいアルバムLIFE。
ぜひ一度聞いてみてください。