ACIDMAN
ACIDMAN
ACIDMANは僕が一番好きなバンドです。
とにかくかっこいい。
ACIDMANとの出会いは大学時代のバイトの先輩から教えてもらったことがきっかけです。
当時は別のバンドが好きで、その時は「へぇ〜」ぐらいの感じでした。
ACIDMANは3ピースバンドで、2018年現在でデビュー21年目、ベストアルバムなどをのぞいてオリジナルアルバムを11作出しています。
特徴は、3人とは思えない音の厚さ、表現の多彩さ、歌詞の美しさ、壮大な世界観、静と動のコントラストなどがあります。
3ピースの限界に挑んで、ストイックに追求する姿勢が音に溢れ出ています。
ギター/ボーカルの大木氏、ベースの佐藤氏、ドラム/コーラスの浦山氏、
全員がそれぞれのパートを極めまくっていて、最高の化学反応を起こしています。
ライブを初めて見た時は「なんじゃこりゃあ!」と衝撃でした。
CDよりライブの方がクオリティが高いと感じました。
取り直しとかもできるから普通CDの方がクオリティ高いってイメージだったんですが、ACIDMANはライブの圧勝でした。
しかもMCは時折お茶目な一面もあり、ギャップ萌え〜です。
曲の特徴はほとんどの楽曲を製作している大木氏の世界観がふんだんに盛り込まれていて、宇宙と生命がテーマになることが多いです。
特に初期の作品は歌詞が抽象的で文学を読んでいるような感じで、
最初はとっつきにくかったですが、聴けば聴くほどハマる、芸術的で非常にディープな世界です。
今思うと、背景や思いを知る前はよく分からないけどかっこいいという感じでした。
しかし、ライブに足を運んでMCを聞いたり、いろんな記事を読む中で
どんな思いで曲を作って歌ったり演奏したりしているかを知るとハマりました。
「人はいつかは死ぬから、今日を全力で生きよう」
「失いながらでも生きていこう」
死に対してネガティブではなく、生きてるといろんなことがあるけど、
それでも生きていこうという思いが歌やMCから伝わってきます。
宇宙や生命に思いを馳せるところから曲が作られていて、
正直、こんなディープな考えを音楽で表現している人たちはそう多くないと思います。
僕は全力で思いを伝え続けるACIDMANが大好きだし、最高にかっこいいです。
好きな人はとことん好きって感じですが、あまり聞いたことがない人にも
ぜひ彼らの美しくてかっこいい音楽を聞いてもらえればと思います。
次回からアルバムについて書いていきます。