ACIDMAN 4th アルバム『and world』全曲オススメの最高傑作

ACIDMAN 4th アルバム『and world』

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本日は2018年12月31日。

2018年も終わりですね。

邦ロック界では年末のカウントダウンジャパンが開催中で、

ACIDMANもレアな曲をやったりしてオーディエンスを相当盛り上げたようです。

 

さて、前回の続き、and worldです。

ジャケットからオシャレです。

このアルバムの曲は全部オススメです。

ACIDMANらしい激しいロックナンバーもあれば、

アコースティックギターの優しくて柔らかい曲、ストリングスなど新たな試みがあり、

ACIDMANの幅の広さを味わうことができます。

ライブで必ずやる名曲「ある証明」も入ってますので必聴の一枚です。

ロックはあまり聴かないという方でもハマる曲がきっとあります。

 

introduction

アルバム最初の一曲目はインストゥルメンタル

今作から導入されたアコギの柔らかな音色が最高です。

これからアルバムが始まる高揚感がビシバシ伝わってきます。

そしてintroductionから次曲の激しいworld symphonyにそのまま続きます。

この緩急がACIDMANの魅力です。

 

introduction

introduction

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world symphony

全曲の柔らかなイントロから一気に激しくなります。

今作までのACIDMANの激しさをそのままに、序盤の勢いをつけてくれる一曲。


ACIDMAN - world symphony(LIVE TOUR “A beautiful greed” in日本武道館2009.12.22)

 
id -イド-

こちらはあまりライブでは演奏されないですが、緩急がたまらない隠れた名曲です。

事実、ファンの投票によってライブのセットリストを決めるAnthologyでは

見事ランクインする、ファンの間では根強い人気があります。

ちなみに、そのAnthologyではand worldから8曲も選曲されるほどに本作は名曲揃いのアルバムです。

id-イド-

id-イド-

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River

とても軽快な曲で、この曲のベースを聴くと体が揺れちゃいます。

なんてオシャレな曲なんだと衝撃を受け、ACIDMANを好きになった曲です。

大木氏の優しい歌声も魅力です。

River

River

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季節の灯

アコースティックのロックバラードで最高傑作。

とにかく音も歌詞も美しい。

"いつの日か私も君も終わってゆくから残された日の全て心を添えておこう"

この歌詞にACIDMANの世界観がギュギュッと詰まっています。


ACIDMAN - 季節の灯

 
SOL(inst.)

この曲はインストで、SOLは太陽を固有名詞として使う時の名称。

遠い宇宙で激しく燃えている太陽がイメージされます。

SOL

SOL

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銀河の街

ACIDMANらしい宇宙の不可思議を歌った曲。

"Hello どこか遠い銀河の街で出会っていたのだろう"

"Hello それは全て始まっていたんだ 呼吸の日から"

銀河の街

銀河の街

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夏の余韻

ドラムの一悟氏がアイデアを出した柔らかな曲。

夏の余韻というように、どこか切なさを感じる一曲です。

一悟氏アイデアの曲は切ない名曲が多いです。

夏の余韻

夏の余韻

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プラタナス

オシャレなカフェで流せそうな軽快なナンバーです。

アウトロのベースラインがたまりません。

プラタナス

プラタナス

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water room(inst.)

本作のインスト2曲目。

演奏力の高いACIDMANのインストをご堪能ください。


Acidman - Water Room (Music Video)

 
stay on land

この曲もスケールが大きいです。

誰かが消え、誰かがこの地に生まれ、そしてそれぞれの物語を紡いていく。

この歌の最後の部分が大好きです。

 

"気がつけば太陽に沿って 音が溢れて 今"

"振り向けば芽生う地で 音が溢れて 今"

"生まれゆく今日を讃え 音が溢れて 今"

"手を伸ばす そう 今と在るように" 

Stay on land

Stay on land

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ある証明

どのライブでも終盤に必ず披露されるキラーチューンです。

ACIDMANが解散の危機を乗り越えた際に製作されたACIDMANの最高傑作。

イントロのギターから盛り上がり、終始オーディエンスを煽り続けます。

This is ACIDMAN.


ACIDMAN - ある証明(LIVE TOUR"ALMA" in 日本武道館)

 
and world

このアルバムの大トリを務める、アルバムのタイトルと同じタイトルの曲。

and world、直訳すると「そして、世界」

この地球に生まれた今を全て受け入れようと思える、本当に壮大な曲です。

 

"今も千の海で生まれる生命の声 幻の中で掴んだもの抱えて

 寄り添う引力の果て いくつもの未来が 溢れ出す世界へ"

 

"光在れ"

 

"空と太陽と海と土と音楽に寄せ 触れていたんだいつでも

 それは生命の声 それだけでいいんだろう それが全てだろう"

 

そして、and worldの最後は一曲目のintroductionのメロディーに還っていく、

おそらく輪廻転生をイメージして繋げていると思いますが、この展開は最高です。。

and world

and world

  • provided courtesy of iTunes

 

 

ACIDMANが解散の危機を乗り越えて生み出した傑作and world。

激しいロックから柔らかなアコースティックナンバーまでACIDMANの魅力を存分に味わうことができます。

ぜひ聴いてみてください。

 

それではみなさま良いお年を。